Minecraftサーバーに接続できない

いくつかの原因が考えられます。以下をご参照ください。

サーバーが起動していない
VPSパネルよりサーバーが起動しているかご確認ください。
VPSパネルへのログイン・操作方法につきましては、「VPSパネル利用方法」をご覧ください。
Minecraftサーバーサービスが正常に起動していない
マインクラフトマネージャーの「各種設定」タブより、「Minecraftサーバー」が「稼働中」となっているかご確認ください。
「停止中」となっている場合は「起動」ボタンを押してください。
マインクラフトマネージャーへのログイン・操作方法につきましては、「マインクラフトマネージャー」をご覧ください。
パケットフィルターが正しく設定されていない

VPSパネルへログインし、「パケットフィルター設定」を開き、パケットフィルターがONになっている場合はOFFに変更し、接続できるようになるかご確認ください。

パケットフィルターの操作方法につきましては「パケットフィルターの設定について」をご覧ください。

ファイル権限に問題がある

Minecraftサーバーを起動するのに必要なファイルの所有権限が、root権限となってる場合、正常に起動できなくなります。
以下の方法でMinecraftサーバー内のファイル権限をご確認ください。

コマンド入力が必要になるため、サーバーに接続します。
VPSパネルの「コンソール」、もしくはTera TermなどのSSHクライアントソフトを使用し、サーバーに接続してください。

VPSパネルへのログイン・操作方法につきましては、「VPSパネル利用方法」をご覧ください。
Tera Termを使用しての接続方法につきましては、「SSH接続方法」をご覧ください。

以下のコマンドを実行し、出力される値をご確認ください。

find /opt/minecraft/server ! -user minecraft -o ! -group minecraft | wc -l

上記コマンドで出力される値が「1」より大きい場合、以下の手順をお試しください。

  1. Minecraftサーバーを停止

    以下のコマンドを実行してください。

    systemctl stop minecraft-server.service
  2. ファイル権限を変更

    以下のコマンドを実行してください。

    chmod -R minecraft:minecraft /opt/minecraft/server
  3. Minecraftサーバーを起動

    以下のコマンドを実行してください。

    systemctl start minecraft-server.service
CPUが高負荷状態にある

※統合版は対応外です。

CPUの高負荷状態に伴い、Minecraftサーバーが正常に起動できない場合があります。
なお、Java版・Forgeでは、公式の仕様上シングルコアでの動作となるため、全体的なCPU利用率に余裕がある場合にもシングルコアの動作が限界になることで、正常に起動できなくなります。

サーバーのリソース状況は、以下のコマンドを実行してご確認ください。

top

また、CPUの高負荷によって応答時間が長くなり、WatchDogタイマーによるMinecraftサーバーの自動停止が発生します。

WatchDogタイマーとは

Minecraftサーバーの応答時間が長い場合、サーバーに異常があると見なし、Minecraftサーバーを停止する機能です。

WatchDogタイマーによって、Minecraftサーバーに接続できない場合は、WatchDogタイマーの設定を停止することで、接続できる可能性があります。
以下の方法で、WatchDogタイマーを停止することができます。

  1. サーバーに接続

    コマンド入力が必要になるため、サーバーに接続します。
    VPSパネルの「コンソール」、もしくはTera TermなどのSSHクライアントソフトを使用し、サーバーに接続してください。

    VPSパネルへのログイン・操作方法につきましては、「VPSパネル利用方法」をご覧ください。
    Tera Termを使用しての接続方法につきましては、「SSH接続方法」をご覧ください。

  2. Minecraftサーバーを停止

    以下のコマンドを実行してください。

    systemctl stop minecraft-server.service
  3. 「server.properties」を編集

    viやnanoなどのエディターで編集画面を開きます。

    以下のコマンドを実行してください。
    ※ここではnanoを使用します。

    nano /opt/minecraft/server/server.properties

    カーソル移動し、以下の「max-tick-time」パラメーターに「-1」を記入します。
    ※デフォルトでは60000で指定されています。

    max-tick-time=-1

    記入後、「Ctrl」キーと「X」キーを同時に押してください。
    「変更されたバッファを保存しますか?」というメッセージが出るため「Y」キーを押してください。

    以下のようなメッセージが表示された場合は、そのまま「Enter」キーを押してください。
    「書き込むファイル: /opt/minecraft/server/server.properties」

  4. Minecraftサーバーを起動

    以下のコマンドを実行してください。

    systemctl start minecraft-server.service

    以上でWatchDogタイマーの設定が適用されます。

    Minecraftサーバーに参加できるかお試しいただき、高負荷の原因となっているワールド内の多数のモブや量産されたドロップアイテムなどの除去をを行ってください。

Minecraftサーバーでエラーが出ている

※統合版は対象外です。

マインクラフトマネージャーからMinecraftサーバーのログ、およびクラッシュレポートのダウンロードが可能なため、ログファイルからエラーが出ているかご確認ください。
マインクラフトマネージャーへのログイン・操作方法につきましては、「マインクラフトマネージャー」をご覧ください。